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2 中学校期における運動部活動
(2) 運動部活動における問題点
運動部活動は多くの効果が期待できる活動であるが、反面、様々な問題点も指摘さ
れているため、適切な対応を図りながら、生徒の生活全体の調和が保たれるよう、配
慮して行う事が大切である。
○ 行き過ぎた活動
長時間、長期間にわたる、行き過ぎた活動は、生徒の心身に疲労を蓄積し、スポ
ーツ傷害の要因となるばかりでなく、過激な練習等で心身ともに燃え尽き、その後
のスポーツ活動を敬遠するようになることも考えられる。
さらに、生徒のバランスのとれた生活や成長を考えたとき、運動部活動に極端に
偏る事は望ましいことではない。
○ 勝利至上主義に陥りがちな活動
運動部活動において、個々の生徒が今以上の技能や記録に挑戦することは自然な
事であるが、大会に勝つことのみを重視しすぎるあまり、過度な練習を強いり、生
徒の生活や成長に支障を来している場合がある。
このことは、本来楽しいはずのスポーツ活動から遠ざかる誘因にもなり、「生涯
スポーツの推進」の観点からも好ましい事ではない。
○ 発育・発達の特性を考慮しない非科学的な活動
生徒の発育・発達の特性を無視したハードで単調なトレーニングを繰り返すだけ
の非科学的な練習等のやり過ぎは、様々なスポーツ傷害の要因になるとともに、精
神的な問題を引き起こすことにもなりかねない。
傷害は、本来の運動部活動の目的を損なうものであり、指導者は、発育・発達特
性を考慮するとともに、科学的根拠に基づいた練習方法等を工夫することが大切で
ある。
○ 家庭や地域との連携かかわり
これからの学校は、今まで以上に、家庭や地域社会とともに子どもたちを育成す
る「開かれた学校」となることが必要である。
運動部活動についても、顧問は、保護者や地域の人々の意見を十分に聞く努力を
払うことが望まれる。
このような取り組みにより、運動部活動について、家庭や地域の人々の理解や協
力が一層期待され、より充実した運動部活動の推進につながる。
運動部活動における休養日等の設定例
1 中学校の運動部活動では、週当たり2日以上の休養日を設定する。
2 効率的な練習を行い、長くとも平日は2〜3時間程度以内とし、学校週5日制の
趣旨を踏まえ、学校週5日制実施前より拡大することのないよう配慮する。
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