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大阪日日新聞08年6月25日付「大阪ヒト元気録」より転載
「脳の力を最大限に発揮 」「セミナー通じ魅力を伝える」
関西を中心に社員研修や教室での指導を務める速読インストラクター。「頑張らずにできる」をモットーに、リラックスして楽しみながらレッスンを行っている。速読に出合ったことで人生がさらにパワーアップしたという呉さんは、その魅力を伝えるため充実した日々を過ごしている。
■本好きが高じて
速読は本来の自分の脳力を最大限に引き出し、それを発揮させるための「脳のマッサージ」であり、あくまでツール。一度にたくさんの処理をしようと頭の回転が速くなり、読むスピードも速くなるのだという。
速読を始めたのは、大好きな本をもっと楽にたくさん読みたいという思いからだった。十八歳ごろに通信教育で速読を学んでみるものの、なかなかうまくいかなかった。そんな彼女が、速読開発の先生から「インストラクターにならないか」と声を掛けられたのが約三年前。これまでとは違った方法で三ヵ月トレーニングを続け、速読を習得し、インストラクターとして各地で講習を開いている。
■150キロを打つ女
ある日息子とバッティングセンターに出掛けた。何度も練習を重ねている息子がなかなか打てないのを見て「なぜ打てないのだろう」と試しに打ってみると、百五十キロの球が打てたのだ。野球の経験はないが、「速読による脳力の活性化で球が止まって見える」ので当てることは難しくなかったのだという。
テレビ番組で放送されると、問い合わせが殺到。未来のプロ野球選手を目指す少年野球チームでの講習も増えたという。「成果を出すためには普段から練習していることが大前提。“ボールの縫い目が見えるようになり、カーブ球が怖くなくなった”という声を聞くとうれしい」
■速読がもたらすもの
七月は福岡と広島でセミナーを開催。「呼ばれたらどこへでも行きます。興味を持ってくれた人に会いに行きたい」。それはスポーツや音楽、芸術などあらゆる分野で頑張る人々の夢の実現をお手伝いできることがうれしいからだという。
「速読によって自分に自信がつき、心にゆとりができることでみんなが優しくなる。そうすればきっと平和な世界になると思っています」。大きな夢を抱えて今日もまたレッスンに励む。
「ちょっとやってみますか」。取材の最中、そう問われて簡単なトレーニングに挑戦。渡された文章を読んでいくというもので、特別変わったことはない。始めは普段通りに読み、次に内容が分からなくてもいいのでどんどん読み進めていく。続けていくうち、わずかながら最初よりも読むスピードが速くなった。「本当はみんな無意識のうちにやっていることなんです」。少しだけ理解できたような気がした。(鶴房香)
150キロの球を打つ速読の女教師「探偵ナイトスクープ」で2008年3月21日放送
http://jp.youtube.com/watch?v=Uoy9GxDf5T8&feature=related
速読インストラクター・呉 真由美さんのブログ
http://kure.brain-training.net/
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