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『アマチュア野球 vol.22』(日刊スポーツ出版)より転載
「緊張を取り、筋肉を柔らかくすることが痛みの除去につながり、回復も早まる」(恵比寿療法院やすらぎ 松永成主院長)
野球選手を苦しめるスポーツ傷害の数々。オスグット(※)、肉ばなれ、野球ひじ・・・。あげ出したらキリがない。実に厄介な症状であるのだが、これらを「無痛ゆらし療法」という独自の治療法で治してしまう治療院がある。どこへ行っても治らないと言われたケガを、回復へと導いた「無痛ゆらし療法」とは、果たしてどんなものなのか。
願いが1つかなうなら、何をお願いするだろうか。
レギュラーになりたい、スピードのあるボールを投げたい、ホームランバッターになりたい。きっとそれぞれ異なる願いが浮かぶだろう。だが、その中にはおそらくこんな願いもあるはずだ。
「ケガや痛みのない身体がほしい」
小学生からプロ選手まで、身体を酷使している野球選手にとって、避けることのできない悩みの1つが「ケガ」であることは間違いない。捻挫や肉ばなれなどプレー中に生じる急性のケガから、一般に「成長痛」と言われるオスグットや腰痛、野球ひじなど、疲労や無理を重ねた結果生じる慢性のケガもある。
そしてこれらのケガを総称して「スポーツ傷害」と呼んでいる。非常に身近な問題であるにもかかわらず、スポーツ傷害は治りにくく、原因もはっきりとは分からない。何ともタチが悪い。特に筋肉や骨が発達する中高生には避けることのできない厄介なものだ。
「この痛みを取って下さい!」と祈るような気持ちで治療院を転々としても、痛みがなくなるどころか、「休めば良くなる」「野球をやめれば治る」と言われた選手も少なくないのではないだろうか。
だが、もしも今、このような事態に見舞われている選手がいたら、朗報がある。肉ばなれやオスグットに苦しむ野球選手にとって“かけこみ寺”とも言うべき治療院があるのだ。
JR恵比寿駅西口から5分ほど歩いたビルの一室にある『恵比寿療法院やすらぎ』。松永成主院長は、「肉ばなれ、オスグット、野球ひじ、私たちには必ず痛みを解消させる自信があります」と胸を張る。どこに行っても「治らない」「理由が分からない」と言われるスポーツ傷害の数々が、なぜ治せるのか。その秘密は、同院で実際に施術されている「無痛ゆらし療法」にある。
他の療法院で施されるマッサージは、患部をグイグイと強い力でもみほぐすのが一般的だが、「無痛ゆらし療法」は患部に刺激を与えるのではなく、身体をゆっくりと揺らし、筋肉の緊張を取り去る。まるで海の上にプカリと浮いているような、ゆるやかな施術。思わず居眠りしてしまいそうな気持ちの良さなのだが、身体をゆっくりとゆらすことで骨格のゆがみがなくなり、神経への圧迫もなくなるのだという。
同じ「オスグット」とはいえ、人それぞれ症状に違いがあるように、施術の方法も1人1人によって異なる。だが、どんな症状であろうと通常であれば3日〜4日、長くても2週間程度で回復するという。実に驚異のスピードだ。しかも1回の施術はわずか30〜40分程度にすぎず、ウトウトと居眠りをしている間に痛みがなくなり、曲がらなかったひざが曲がるようになるというのだ。
マッサージでグイグイ押しても効き目がないのに、なぜゆるやかな刺激で痛みがなくなるのか。松永院長はその秘密を次のように説く。
「強い刺激が加わると、脳は“攻撃された”と警戒して、その箇所は筋肉がこわばってしまいます。そうするとケガもしやすくなりますし、かえって逆効果なのです」
緊張を取り、筋肉を柔らかくすることが痛みの除去につながり、回復も早まる。実際に同院を訪れた人たちはこぞってその効果に驚き、中には感激のあまり涙を流したスポーツ選手もいたそうだ。
こんな例もある。東京都内の高校で野球部に属する選手の1人が沈んだ表情でベンチに座っていた姿を見かけ、松永院長が話しをしてみたら肉ばなれで試合出場どころか競技続行すら難しいと聞いた。そこで「うちへ来てごらん」と迎え入れ、施術を施した。するとそれまでの痛みがなくなったのだ。その姿を目の当たりにしたチームメートや他チームの監督から、「あそこに行けば治る」と30人以上の選手が訪れたこともあるという。
評判は口コミで広がり、今や東京近郊のみならず、北は北海道から南は九州まで、全国各地からさまざまな痛みを抱えた人々が同院を訪れている。無痛ゆらし療法は民間療法であり、国家で与えられた資格はなく、保険は適用しない。しかし、松永院長は、「大切なのは理論や肩書ではなく、“症状が改善する”という実績です」と話す。
「1人でも多く、苦しい思いをしている選手を助けてあげたい」
まさに現代の駆け込み寺。まずはその効果を、自分の身体で体感してみてはいかがだろうか。
※オスグット病
成長が盛んな小児期にスポーツ活動などによって膝蓋靭帯の付着部である脛骨(けいこつ)粗面に痛みや腫れをもたらす疾患。10〜15歳の男子に多く、野球、サッカー、バレーボールなどの選手によくみられる。
「恵比寿療法院やすらぎ」http://www.pst-a.com/
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