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ナックルボーラー吉田えり投手(17)の日本人女性初のプロ入りが話題になった女子球界。東北にもプロを目指す逸材がいる。硬式チームの盛岡東シニア(岩手)でエースを任された右腕の小笠原眞悠(見前南中1年)で、直球はMAX115キロをマーク。プロ注目左腕の花巻東高・菊池雄星(2年)もつけたエースナンバー「1」を継承した“剛腕少女”は夢に向かってまっしぐらだ。
花巻球場の室内ブルペンに乾いた捕球音が響く。男子に交じって投球に汗を流す小笠原。「バッターを打ち取った瞬間が最高。男の子には負けたくないです」あどけない表情がマウンドでは一変する。
1歳上の兄、涼太(見前南中2年)の影響で小4から始めた野球。当初は「親が言うから嫌々始めた」が、半年後に投手に転向し「だんだん面白くなってきた」とメキメキと頭角を現した。
昨秋に男子を押しのけエースの座を奪うと、10月の2大会で才能を開花させた。東北大会の2回戦で宮城黒川を完封し、16強入りに貢献。また、岩手県支部大会では準優勝の原動力となり、MVPも獲得した。公式戦はこれまで4試合に登板し、負けなしの4勝。打たせて取る投球が身上で防御率は3点台、与四死球も1試合平均2〜3と抜群の安定感だ。小野寺孝行監督(45)は「小学校から投げているので打者を打ち取るすべを知っている。マウンド場で修正もできるし、大崩れしない」と信頼を置く。
吉田えりのプロ入りを「テレビで見て『すごいなぁ』って。女子でもプロになれると思わなかった」と自らもプロを意識し始めた。東北地区の高校には女子部がなく、中学卒業後は関東に“野球留学”する予定。「まだ決めたわけじゃないですけど、高校でも投手をやりたい。そのために今年は全国の舞台で活躍したい」剛腕少女の夢は膨らむ一方だ。
◆小笠原 眞悠(おがさわら・まゆ)1995年11月24日、岩手県紫波町生まれ。13歳。永井小4年時に永井ファイターズで野球を始め、同年秋から投手。盛岡東シニアでは1年秋からエース。直球はMAX115キロ。持ち球はカーブ、フォークで現在スライダーを習得中。165センチ。血液型O。家族は両親と兄、祖父母。
◆日本の主な女子野球選手 近年では社会人クラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」の片岡安祐美内野手(22)が有名。投手では「女松坂」と呼ばれ、99年に日本初の女子代表チームのエースとなった小林千紘(26)らがいる。ナックルボールが決め球の吉田えりは関西独立リーグの神戸9クルーズ入りを果たし、日本人女性初のプロ選手となった。
(2009年2月6日10時28分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/tohoku/baseball/news/20090206-OHT1T00109.htm
「盛岡東シニア」のホームページです
http://www4.ocn.ne.jp/~sm7019/
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