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少年スポーツ 勝利至上主義に警鐘

 投稿者:25日付け岩手日日から  投稿日:2009年 8月29日(土)01時38分18秒
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   永井氏(スポーツジャーナリスト)が講演

 元プロサッカーコーチでスポーツジャーナリストの永井洋一氏による講演会「子どもの成長と少年スポーツを考える」(民主教育をつくる一関、気仙両地区会議主催)は22日、一関市川崎町の川崎公民館で開かれた。永井氏は少年スポーツにおいても勝利至上主義の風潮があると指摘し、心の豊かさが欠けているといわれる社会にあってスポーツを通じてどのように子供たちを育てるべきなのかを問い、豊富な経験に基づき▽フェアプレー▽自己決定▽コミュニケーション―の三つの視点から指導の在り方を考えた。
 フェアプレーについては「たとえルール違反にならなくても、相手への配慮を欠く行為は見苦しい」として、少年スポーツの試合において相手の弱点を大声で暴くような指導者がいることを嘆き、「勝つことや強くなることだけを考えていればいいのか、そうすることで心が豊かになれるのか、いつも問い掛けてほしい」と訴えた。
 自己決定については「少年スポーツを通じ、自分で決められる子供を育ててほしい」と話し、「プロサッカーではシュートせずパスばかり回してリスクを避ける選手が目立つが、少年スポーツでも同じように失敗の矢面に立つのを嫌う傾向が見られる。失敗しても自分で決断した勇気をたたえ、子供が伸びるような指導を」と助言した。
 また、コミュニケーションについては「監督の指示ではなく自分で考えたプレーをさせ、大人が口出しせずに子供たちに話し合わせることで、より良いプレーを追及していけるようになる。時には負けると分かっていても、実践で学ばせるだけの懐の広さを指導者には持ってほしい」と話した。
 永井氏は横浜市生まれ。母親の実家は一関市で、幼少のころはよく遊びに来ていたといい、「縁のある一関で講演できるのをうれしく思う」と喜んでいた。


少年スポーツを蝕む勝利至上主義を問う。
http://sports.goo.ne.jp/others/20040715-book.html
 
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