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10月29日のドラフト会議で最大11球団の競合指名も予想される155キロ左腕、花巻東の菊池雄星投手(18)が7日、スポニチの単独インタビューの応じ、現時点でメジャーが第1志望であることを明らかにした。 「(日米)両方行けるんであれば、メジャーに行きたい」と宣言。日本球界からのドラフト指名が確実な高校生選手がメジャー直行の進路を選択すれば史上初のケースとなり、菊池が新たなパイオニアとなる可能性が出てきた。
あの夏の激闘から15日…。岩手に戻った菊池の中で、メジャーへの思いは確実に、そして急速に高まっていた。
「行きたいのはメジャーですね、完全に。筋書きのある人生は歩きたくない。人と違うことをやるから面白い。自分の人生なので後悔はしたくないんです。僕の試合のたびに米国から足を運んでくれた人(スカウト)の期待に応えたい」
高校入学以来、漠然と描いていたメジャーへのあこがれ。それでも花巻東のユニホームを着ている以上は甲子園で優勝することだけを考えてきた。今夏甲子園の準決勝・中京大中京戦では背筋痛と腰痛の影響でわずか11球で降板。不完全燃焼での幕切れに、「日本でやり残したことがある」と一時は日本球界入りを示唆したこともあった。両親も同意見だった。
しかし、自分の心にうそはつけなかった。「いつケガしてつぶれるかもしれないし、今しかいけないかもしれない。とにかくベストな状態で挑戦したいんです」。最近躍進がめざましい他のスポーツの10代選手の活躍も大きな刺激だ。「(ゴルフの)遼君とかを見ても世界の一線で活躍している。負けたくない」と話した。
[ 2009年09月08日 11:56 ]
http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20090908042.html
菊池、プロ志望届の前に1度…10月に渡米計画
菊池の“本気度”は行動からもうかがえる。9月末の新潟国体出場後となる10月上旬に、メジャーの試合を観戦するため単身渡米する計画を立てているのだ。「プロ志望届を出す前に“1度メジャーを見に行かせてください”と監督さんに絶対言うつもりです。情報だけではなく、自分の目で見てみたい」。これまで盛岡東シニア、花巻東と進路を決める際には必ず自ら足を運んできた。人生の中で最も重大な決断になるであろう今回も同様だ。
今秋ドラフトでは巨人を除く最大11球団が1位指名候補に挙げ、久々の“ドラフトの華”の出現に地上波でのテレビ中継が復活するなど狂想曲が始まっているだけに、高校生の菊池がメジャー直行の決断を下した場合の衝撃は大きい。それでも、当の菊池は「人が無理だということをやるのは大好き。非難を浴びるからこそ、やりたくなる。米国での生活にも不安はない。英語もしゃべりたいし、トレーニングも日本と違って最先端の部分があるし、ワクワクする」と芯の強さをのぞかせた。日本高校選抜のコーチとして渡米中の佐々木監督はあす9日に帰国。進路について煮詰めるが、その席上で素直な気持ちをぶつけるつもりだ。
7月の岩手大会を視察したカブスのウィルソン環太平洋スカウトは「彼がいつ来てもいいように準備するために来た。彼ならどこででも通用する」と話すなど、メジャー球団は菊池の決断を今か今かと待っている。最終的にどのような決断を下すのか。18歳の熱く、正直な思いの行く末に注目したい。
[ 2009年09月08日 12:01 ]
http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20090908043.html
菊池、プロ意識「この方たちに投げないといけないのかな」
http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20090908049.html
11球団狙う菊池 米国への道が開かれるまでのハードルは?
http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20090908045.html
菊池「ボウリングしたりしたいんですが…」
http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20090908044.html
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